わたしの話ー30代ー

初めまして。30代の独身です。もちろん結婚願望あり。仕事だって頑張りたい。趣味も。そんな私の記録をつけていこうと思います。

前を見て歩いた方が、安全です。

 

彼にフラれた日。

私は顔面蒼白で、この世の終わり だと思った。

 

 が、それだけで、その日は終わらなかった のだ。

 

フラれた直後に、愛する飼い猫のミーコまで他界 したのだ。

 

 

野良猫のミーコ は、牛のいる牧場のような体臭 で、

いつも私の部屋で寝ていた。

「ミーコと結婚したい。100年生きてね。私が死ぬまでずっと一緒だよ。」と、

猫好きでも理解しがたい クレイジーな発言を、私から一方的に聞かされ、

安眠を妨害されていた、

あのミーコが、突然パタリと動かなくなってしまったのだ。

 

 

時を同じくして訪れた、突然の2つの別れ に、

もはや ショック などという言葉では、形容できなかった。

 

 

ミーコを埋葬し、枯れる事なく泣いた後、私は考えた。

 

 

 

「なぜ私はいつも好きになったら上手くいかなくなるのだろう。」

 

「どうでもいい時は、仲良くできるのに。」

 

 

これまでの事を振り返り、自分と向き合った。

そこで、一つの結論にたどり着く。

 

 

「執着すればするほど、離れていく。」

 

 

そして、なぜ執着するのか。

 

「自信がないから」

 

 

 

それに気が付いた瞬間に、

今まで抱えてきたおどろおどろしい怨念は、成仏した。

 

「こんな事を続けるのは不毛だ!

 なぜなら、私は本気で結婚したいのだ!」

 

「ならば!

 自分を大好きになってやろうじゃないか!」

 

 

ネガティブ世界王者の私 は、

その腰に巻いた立派なチャンピオンベルトを外し、リングを降りた

 

 

決めた。ポジティブ訓練をする。